究極的には、個人や組織は無限の可能性を秘めている。
しかし、可能性は可能性であって、それは何らかの方法で引き出されなければなりません。
そこにコーチングの手法が活きます。
●コーチングが威力を発揮する分野
それは組織です。
なぜなら「相手の可能性を引き出す」というテーマは、今やビジネスの世界を超えてありとあらゆる分野で必要となりつつある普遍的なものだからです。
ある意味で、人が二人以上いて、コミュニケーションがあるところならば、「コーチング」が役立ちます。
●答えはどこへ行ってしまったのか
「答え」はその居場所を変えただけであって、決して消えたわけではありません。
従来答えは上司が持っていたと考えられていましたが、本当は部下が持っていたのです。
そこを引き出してあげるのです。
●上司と部下はパートナー
上司は「地位」というよりもむしろ「役割」あるいは「機能」を表しているのです。
つまり、上司も技術職や研究開発職と同じように一つの「専門職」となっているわけです。
専門職とは「自らの持てる知識や技能を使って顧客に特定のサービスを提供するプロである」と定義できます。
とするならば、これからの上司は、「部下の持つ答えを引き出す」という特定のサービスを提供するプロになっていくという見方も可能です。
医者と患者、政治家と市民は、みなそれぞれ互いに「パートナー」となるのです。
こういう考え方が「コーチング」には必要です。
ある人にとっては「パラダイムシフト」になるかもしれません。
●操作でもなく管理でもなく放任でもなく
これからの上司と部下の関係は「協働」です。
この現代社会では上司、部下の区別なく、ひたすら、全員が協働しながら解決しないといけない問題が山積みです。
上司と部下が一致協力してその場で必要とされる答えを見つけて出していくのです。
そして、これこそが「答えのない時代の答えの見つけ方」だと思います。
では、具体的にどうすれば協働できるのでしょうか?
それが「コーチング」です。
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